STEP2:検索条件の追加

STEP2 査読対象集団の検索条件追加

査読設定一覧の表示

STEP1で「査読条件を保存」をクリックすると、作成した各査読条件は「査読設定一覧」画面に表示され、選択可能な状態になります。

事前に設定した条件を用いて新たに査読からスタートする場合は、Patentfieldトップメニューの「AI査読支援」より、「査読設定一覧」を選択してください。

査読設定条件の選択・追加

実行したい査読設定条件の「追加」をクリックします。
これにより、査読対象とする検索条件の作成が可能になり、検索結果の母集団に対して、作成した生成AI査読条件を適用することができます。

「査読結果」画面 | 査読対象集団の検索条件追加

「査読設定一覧」画面にて、「追加」をクリックすると、「査読結果」画面が表示され、査読対象に追加する集合の検索条件を作成することができます。

検索種別の選択

「査読結果」画面が表示されたら、まず、利用したい「検索種別」を選択します。
なお、Patentfield AIRの利用にあたっても、Patentfieldの提供している下記の多彩な検索機能をご利用いただけます。

【利用できる検索種別】
①全文検索
いわゆるキーワード検索にあたり、文書に出現するフレーズを検索することができます。横断的に検索が可能なため、検索に不慣れな方でも簡単に特許検索が可能です。

②フィールド検索
1行ずつフィルター条件を指定して、検索式を作成します。100種類以上のフィルターの組み合わせで、多彩な検索の実行が可能です。

③コマンド検索
コマンド検索は、検索項目コードを利用して、複雑な検索式をコマンドで組み立てることができる専門家向けの機能です。

④類似文書検索
複雑な検索式を作成しなくても、探したい技術のキーワードや文章、特許番号を入力するだけで、簡単に類似の特許を検索できます。

⑤類似画像検索
画像データを登録することで、言語に依存することなくグローバルに、類似画像をもった国内外の特許・意匠公報の検索が可能です。

⑥番号検索
お手持ちの公報番号リストを取り込み、検索することが可能です。

上記で選択した「検索種別」により、検索条件設定プロセスは異なります。
各検索種別の利用方法については、それぞれ該当のヘルプページを参照ください。

検索条件の設定

「検索種別」選択後、必要に応じて検索条件を設定します。

ここでは、②「フィールド検索」を選択、詳細検索条件にて、以下を設定しています。
 【出願人/譲受人/権利者】:国立大学法人京都大学

なお、Patentfieldでは、各検索種別画面において、「詳細検索条件」欄に表示される虫眼鏡マークをクリックすると、設定した条件でヒットする件数を事前に把握することができます。
この件数を把握しておくと、以下「査読対象設定」にて設定が必要な、「追加件数」及び査読にかかるコストの把握に役立ちます。
※詳細は、下記の「査読対象設定」項目を参照ください。

査読対象設定

査読対象集団の検索条件の設定が完了したら、各検索種別画面下部に表示される「査読対象設定」を行います。
査読対象設定における表示項目及び設定項目は下記の通りです。

①査読設定名:査読設定一覧画面で選択した「査読設定名」を表示しています。

②モデル:上記査読設定において登録されている生成AIモデル名を表示しています。

③査読対象:選択した「査読設定」において、査読対象として指定されている項目を表示しています。

④追加件数:生成AIを適用し、査読結果として表示させる件数を設定します。デフォルトでは「10件」が表示されており、この場合、検索結果における上位10件に対して、AI査読が可能になります。最大10,000件まで指定可能ですが、ご契約のプランに応じた料金が発生します。
また、使用するAIモデル(上記②で表示)、以下⑤で設定する「並列実行数」に応じた処理時間がかかります。

⑤並列実行数:ご契約中のプランに応じて選択可能な並列実行数(処理速度)が表示されています。最大5まで選択可能ですが、選択できる値はご契約のプランによって異なります。

コスト関連情報について

Patentfield AIRでは、査読実行前に、「コスト見積もり」機能をご用意しています。
「コスト見積もり」をクリックすると、今回設定した条件にて査読を開始した場合の生成コスト推定値を確認することができます。
ただし、あくまで推定値であり、実際のコストとは異なる旨、ご了承ください。

の「コスト見積もり」によって確認できる情報③に加え、検索条件設定時に確認できる①「検索件数」および、②「これまでの使用金額」、これら①~③の3つの情報を、生成AIを適用して査読させる「追加件数」決定のサポート材料としていただくことが可能です。

①「検索件数」
査読対象集団の検索条件設定時に、「詳細検索条件」欄に表示される虫眼鏡マークをクリックすることで事前に把握できる、設定した条件でヒットする件数です。

②「これまでの使用金額」
今、選択している査読設定で、これまでに査読で使用した金額が表示されています。
ご契約内容に応じた月間の使用可能金額及び、これまでのすべての使用金額を確認したい場合は、各種設定→マイアカウント→AI査読支援API設定の画面でご確認ください。
なお、マイアカウントページでは、検証で使用したコスト、過去に削除した査読設定で使用したコスト、現在の利用している査読設定で発生したコストなど、すべての使用分の合計が確認可能です。


③「コスト見積もり」情報
設定条件に基づいた今回の査読実行によってかかる費用推定金額です。

査読開始

査読対象の検索条件設定、査読対象設定が完了したら、最後に「査読開始」をクリックします。
これにより、STEP2で設定した査読対象集団に対して、STEP1で作成した査読設定条件を当て、AIによる査読を開始します。

なお、査読にかかる時間は、設定した査読条件及び検索条件によって異なりますが、査読状況は、「査読設定一覧」の「ステータス・取得件数」欄にて、確認可能です。